物書きは恥かき

始めより 終わりむつかし ひとの道・・・窓際の凡才ですが おもいきり 生きてます

オードリーをお迎えに

fumiさんと2人、朝4時半起きで身支度を調え、5時半の埼京線に乗った。
買ったのは、池袋までの片道切符。帰りはオードリーを運転してくるので、片道でいいのだ。
その池袋で乗り換え、次に品川かどこかで乗り換え、さらに熱海で乗り換え、浜松までずっとJRを乗り継いで、午前11時過ぎに浜松に到着した。
ちょっとした「電車の旅」である。
この旅程は、てっちゃんであるfumiさんに一任した。乗る電車も乗り換え駅も、チョイスはすべてお任せなので、私はfumiさんに言われるままについて歩くだけ。とても楽ちんだ。
もちろん到着駅で精算をしたが、池袋からの距離がありすぎるせいか機械では精算できず、窓口の駅員さんに計算をしてもらう。2人で9300円。しっかり領収書をいただく。

ありがたいことに浜松駅には、ディンキー社長自ら年代モノのMINIでお迎えに来てくれていて、あっけないほどすんなりとショップに到着。
そして、オードリーと再会した。
689280838_132.jpg
晴れわたった浜松の、正午目前の太陽のもとでみるせいか、12月に金沢で初めてみたときより、ずっと綺麗だ。
もちろん、洗車してWAXをかけておいていただいたおかげもある。

まずは、今後主にオードリーの運転席を占有するだろうfumiさんの手で、ショップの周りを10分ほど試乗。
不安と喜びが複雑にいりまじった表情で、なんとも幸せそうな声で「重たい! つぎ、どっちへ曲がればいいのだ?」を連発するfumiさん。
試乗を終え、給油口のよだれかけ、キーホルダーなど小物を買って、昼過ぎには彼女の運転で浜松を出発、帰路につく。

馴れるまで、ほとんどは下道を行く。
まずは腹ごしらえだ。
浜松の外れのファミレスで昼食をとったあと、運転交代。
初めてオードリーを操る。
ステアリングがとても重たい。
ブレーキのふみしろも浅い、というかとても堅い。
アクセルがやけに内側に感じ、正しい接合関係で踏もうとすると股関節が苦しかったが、そのうち、ガニ股にして足のやや内側で踏むつもりになれば楽なことをみつけた。
(きっと昔のイギリス人はガニ股だったのだw)
だが、じきに、ガソリンの残量が気になってきた。
スタンドで給油した際に、運転したそうな気配を察してfumiさんと交代。試乗の際に見せていた不安げな色は消えて、とにかく楽しそうにステアリングを握っている。
そのうち、満面の笑顔で唐突に叫ぶfumiさん
「自分が憧れていた車を運転するって、なんて幸せなんだ(^o^)」

「2時間も運転したら疲れる」といっていたfumiさん、全く「交代して」と言い出す気配がない。。。
おしんちゃんに続き、オードリーも私のものではなくなりそうだ。。。どうも、そうらしい。
まあ、私にはカボチャ君2号がいるし。。。
助手席はとにかく楽だ。遊べるし。

689280838_186.jpg
富士山がとても綺麗に浮かび上がっている。
景色も楽しめて、なんて楽しいドライブなのだろう。
今日1日くらいは、手放しで楽しむぞ。
と油断してたら、仕事の電話が入った。
それもバグ取りがらみだ。
しょうがないので道の駅を見つけ、ノートPCでモバイルして対応する。
それで終わる訳じゃない、帰ってから対応を始めなくちゃか・・・・なんて考えるだけで、晴れ渡っていた心に雲がかかってしまった。

気分転換に、ちょっと元気をだそう。
そういえば、「旧MINIと新MINIを並べてみたい」といっていた人がいたっけw
久しぶりだし、都合がつくなら会いたいね。
久里浜に寄り道するかな、なんて思い立って、しばしメールをやりとり。
そして、fumiさんの運転のままオードリーは少しだけ高速に乗り、茅ヶ崎の海岸を右手に見ながら逗子までたどり着いた。
逗子のファミレスの駐車場に並ぶ、新MINIパンダ君と旧MINIオードリー。ちょっと面白い図になりました。
3人で夕食をとって、21時に散会。
逗子からは、土地勘のある私が運転することにした。
主に1国から環八へ抜けて、夜11時過ぎにスタート地点に到着。
そこで私をおろし、fumiさんはオードリーと自宅へ帰って行きました。
疲れたろうけど、きっとわくわくだったことでしょう。
私も、大変充実した20時間でありました。

RSS 2.0 | Trackback | Comment

Leave a Reply

XHTML: You can use these tags: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>