物書きは恥かき

始めより 終わりむつかし ひとの道・・・窓際の凡才ですが おもいきり 生きてます

今年を振り返る(4)

【9月~】
7月に小樽に行った際に、映子くんが
「**さん夫婦、もう歳だから、畑やってた別荘のログハウス、そろそろ売るとおもうよ。奥さんが”処分する”って言ってたから」と言った。
映子くんの家から少し離れたご近所で、斜面に建っていて「海は見えると思うよ。少なくとも2階からは確実に見える」とも言った。
で、翌日、映子くんを乗せて見に行った。
たしかに海が見える。
私が求める海の見え方の8割方は満たしている。
会う機会があるというので、打診してもらうことにしてあった。
それから2ヶ月が経過して、9月になって「本当に買う気があるのか」と話がきた。
しかしね。
私も2ヶ月の間に、いろいろ考えたですよ。
今でさえ東京の田舎暮らしなのに、さらに小樽に別荘買うか? 海が見えるとはいえ、冬は雪深いのに。
娘達もそれほど興味なさそうだし。
しかも、まだ本下水に繋いでいないくみ取り便所だそうで、下水工事が面倒だ。
で、結論。

買えるからって、所有欲だけで買ってはいけない
買った後 ちゃんと有意義に使っていけるか
最後は始末できるか を考えないと
と自分を戒める。
よって ログハウスは断った。
この先 冬の雪かきが負担になってくるだろ
どうせ 年中は使わないだろ
持ってる って満足感だけだろ
それって 見栄だろ みっともない

やっぱ 老後は暖かいところ だよね たぶん

【SAJ スキー連盟登録】
今年も来ましたね、SAJの登録と指導員研修会申込みのお便りが。
毎度のことだけど、全日本と道連と樽連の3つ別べつに年会費だの登録料だのがある。
全日本に登録したら下部組織は自動的に登録でいいように思えるんだけど、つまりは各組織でお金が欲しいってことなんだろうなあ。
ここ数年、登録の時期になると、もう脱退してフリーで滑ろうかって思ってきたけど、結局今年も手続きしましたよ。
なんかなー、「お前も65までは滑れるべ」との父の予言は果たそうか、ってのと、今年は去年よりカダダの動きが軽いからまだイケそうだと勘違いしてるせいかな。

研修会の方は、一般用申込み用紙と、春のニセコのベテラン研修会の開催要項とが入ってた。
昔、「ニセコのはシーズン終わりだし、二泊三日で懇親会もあるし、若い人も来るけど年寄りが多いから、それほどバリバリ滑るってかんじじゃないんだ」と父にきかされた印象が強く残っているから、これまで一度も行ったことがない。
でも、もうこの歳になったら、そういう遊び割合の多い研修会でもいいかな、とかも思う。
宿泊、リフト券、懇親会込みで、25,000円だと。追加10,800円で個室でもいいかな、とかも思っちゃう。
こんな事を考えている自分にはたと、それなりの歳になったなあ、って感じる。
若い時と違って、急斜面のコブのウェデルンなんてせいぜい3ターンくらいしたら大回りに切り替えないとアビナイし、できれば最初からやめといたほうがいいくらいだし。
むしろ雪の無い生活の方が、馴れない所では足もと見て歩かないと、予期せぬちょっとした段差で転びそうでキケンがいっぱい(爆笑)、雪上の方がケガ0だったり。
自分の体と会話しながら、歳とっていかないと、ケガするよね。

さて。そんなことからも、冬に備えて、部屋で「ももあげ運動」しよう。
大股歩きより効果ありそう。
壁に背を付けて「直角」とかも。
なんか、学生時代のスキー部の練習を思い出しちゃう。

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