物書きは恥かき

始めより 終わりむつかし ひとの道・・・窓際の凡才ですが おもいきり 生きてます

大腸ポリープその2

よばれましたね 検査室に
水分補給の点滴台をずるずると引きずりながら廊下を歩くなんて 昔TVで見たドリフのコントを思い出します

診察台に横たわり 看護婦さんにモニターを見やすい角度にしてもらって よしよし
1月半前の検査の時と同じ先生が「では始めますねー」
わたしは念のために訊いてみた
オラ「あのう、今回も奥まで見てもらえるんですか?」
先生「いや 前のをとるだけですよ」
え。そんな。。。。もし私が医者だったら、念のためもう一度奥からサーチするけどなあ。
オラ「せっかくなので、奥から看てもらえませんか」と頼む。
めんどくせー患者だなー とか思われてもいいのじゃ。
患者が我慢してあとで後悔するのも、医療事故・ミスの原因の一つにも思える。

やはり奥には何もなくて、S状結腸まで戻ってくると ポツンとありましたね。
でもこれ 前と形が違うじゃんね。
オラ「これ 前に見つかったのですか?」
先生「違うね 前のはこれ」と ちょっと手前にあるある。
こっちが奥のよりでかいね。でも妙に懐かしい。
そして 少し奥に戻すと やや目立つのと ほとんど目立たないのと2つありそう。
オラ「1ヶ月半の間に できたんでしょうかね」
先生「どうかなー」
オラ「前回見逃したんでしょうかね」
先生「どうかなー でもあるねー どうしようかなー あまり小さいのはとらない方がいいからね」
オラ「そうですよね どのくらいの大きさですかね」
先生「こっちで2ミリかなー じゃあ とるよー」
さらっと言って まずは新規に見つかった4ミリ程度の根元になにやら注入して浮かせ ワイヤーをかけてきゅっと絞り ぷちっとカット。
うーむ これは爽快だし面白い。
ちなみに腹の中は傷みません。
そして 白くなった切り口を 小さな金属製の洗濯ばさみのようなもので挟みました。
しかも 1つならず 3つくらい
ん? ・・・ これ ・・・ たぶん ・・・ つけたままになるんだよね
先生「これは3週間もすると自然に出てくるから」
オラ「そうですか・・・」
でもセンセ ・・・ これ ・・・・・・ 放置 ・・・ ンコするとき痛くないのかね ・・・
私の心のモヤモヤを察することなく次にうつるセンセ
先生「これはどうしよーかなー まあ とるか」
横の2ミリのを狙って、やはりここの切り口にも小さな洗濯ばさみを3つつけました。
腸の中がトゲトゲじゃん?
そして最後に 今回のお目当ての7ミリ
前の2つに比較すると やけにでかく見え ワイヤーでカットした痕も ぽっかりとクレーターが
オラ「お 穴があいた?」穿孔という怖いことが起きる可能性もあると聞いていたけど。
先生「まあ むこうの組織が見えただけだよ 腸に穴があいたら凄く痛いから。 痛くないでしょ?」
オラ「はい 傷みはないです 穴が開いたらこんな話してられないですね」
先生「そう」
そしてこのクレーターにも洗濯ばさみが4つ ・・・ 内視鏡でみるからデカく見えるけど 腸の中ではきっとささいな存在なんだよね
でもさ ・・・ ンコしていいのかな ・・・ ひっかからないのかね ・・・ ひっかかるよね ・・・ そしたら ・・・ 痛くないのかな

先生「とったポリープは3つ検査に出しますね。2ミリ、4ミリ、6ミリかな」
お 最大のは7ミリじゃなかったんだ。
看護婦さんが「見ますか?」と、紙の上にのせたポリープを見せてくれました。
おおー 思わずニヤニヤしてのぞき込んでしまった なかなか興味深い

先生「出血が多いようならすぐ連絡してください。1週間は重たい物もったり散歩もダメ、ゴボウは食べないでね。ゴボウは始末に負えないんだよね・・・」
この先生、ゴボウで厭な思いした経験あるんでしょーか。
オラ「ゴボウ以外はいいんですか? 野菜サラダは?」
先生「んーーーー カロリーメイトとか まあ しばらくはお粥が一番いいんだよね」
オラ「お粥ですか・・・」作るの面倒だな。。。
つまり ンコがたまりにくい食事ってことでしょーか
で。
帰りは・・・
「あのう、車で来てるんですが 運転して帰っていいですか?」
「どのくらい?」
「10分くらいです」
「ならいいよ」

で。
肝心なこと
「いつから ンコしていいですか?」って
訊きそびれてしまった。。。。

■大腸ポリープ(腺腫)について
大腸がんの多くは、大腸ポリープが成長したものと考えられており、がんのリスクを軽減するためにポリープが発見された場合できるだけ摘出するという考え方が主流となっております。
大腸ポリープは一般的に40歳台で40%、50歳台で50%、60歳台で60%の確率で発見されるといわれております。また、大腸ポリープの大きさによる大腸がんの発見率は5mm以下で0.6%、5~9mmで7%、10~19mmで24.6%、20mm以上で35.8%というデータが報告されている通り、大腸ポリープが大きくなることで、大腸がんに進展する確率が高くなることがわかっています。
大腸ポリープを早期に発見することで、大腸がんへの発展を抑制できると考えられております。

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