命の洗濯？
（つづき）
【１０月２日】
松江－＞432号（東岩坂バイパス）－＞314号－＞183号
もしも今後また松江から広島へ向かうとしても、もうこのルートは走りたくないと思う。
走り出して１時間あたりの頃が凄かった。。。
これ国道なんだよね？っていうほどの・・・今より少しは若い時にインテグラで日本のあちこちでこんな道ばかり走ったんだから もういいです・・・
だんだん山に入っていって 登るうちに民家が無くなっていって
道は細くなるし すれ違えないほどの山道になるし
オラのヘッドライト以外真っ暗だし 月が明るいのは嬉しいけど
大丈夫なのかな この先、いきなり道が無くなってないのか？
だって走っているの私だけだよ？ 後ろも前も １台も来ないよ？
っていうくらいの いやあ 久々に通った山ん中の 深夜に通るにはかなり心細い道でありまして、思わず助手席でいびきをかく関君を「ちょっと起きて おーーい！」と 起こしました。誰でもいいから隣にいて（起きていて）くれるとちょっとは心強い。
それでも山を越えると 道がやや太く舗装もしっかりしてきまして 下っていくうちに １０分毎に３台ほどすれ違う車があったりして でもかなり睡魔が襲ってきて 山道の曲がりくねりは脳に刺激があるはずなのに カーブ切りながら意識が遠のきそうになる
危ない これはダミだ・・・
広くなっている路肩に停めて エンジン切って シートを倒し しばし目を閉じベホイミ
無理もないよね ３０日夜に仮眠したっきり ２晩連続走ってる
５０過ぎてやることじゃないかも・・・
それに これ 命の洗濯になってるのかね？
２０分くらいしてやや回復 中国自動車道入り口はもうすぐだぞ
と走行開始するも じきコンビニ発見！ 嬉しいー
あとでレシートをみたところ セブンイレブン庄原新庄店 2:00にミルクティーを買ってます。
ここの駐車場でもシートを倒して３０分くらい仮眠し かなり回復した状態で庄原インターをくぐり、雨の中をひた走るが、本郷ＰＡで力尽き、携帯のアラームもかけずに眠りに落ちた。
まあ 広島でのメインは夕方のコンサートで その前に時間があったら県立美術館で「国立トレチャコフ美術館展」を鑑賞しようというざっくりとした予定だったので、気を許したのだろう。
自然に目が覚めた あたりは明るい 時計は６時
通勤ラッシュの前に広島入りしたいよね
シートを起こしてエンジンをかけたら 助手席でも目が覚めたのか「ん？・・・」とか声を発した物体があるけど、ほとんど有って無きがごとくスルーして 本郷ＰＡをあとにする
広島は２１年前に新幹線で来たことがあるが 車で走るのは初めてだ
朝７時の雨の市内は通勤の車が列をなしていて、ナビを横目に まずは朝メシを・・・
「広島県の運転マナーの悪さは折り紙付きで 損保会社のリスクポイントも上位にある県」と予備知識をもらっていたけど、千葉や名古屋ほど荒くは見えない
流され南下する途中 広島城の手前交差点にあるcoco’sの駐車場に入り まずは車中でモバイル・メールチェックの後 朝食バイキング。
相変わらず関君はいっぱい食べる まるで大学生みたいだ
そろそろ 腹八分目にしといた方がいい歳じゃないか？
県立美術館はすぐ近くだ。
広島は初めてという関くんのために、城の周りをゆっくりまわってから美術館の地下駐車場に入る。
そして しばしの心の安息 合間に美術館の庭を眺めたり 久しぶりにゆったりとした時を過ごす
正午に広島駅前で関君を降ろし、私はそこから呉を目指した。
呉森沢ホテルにチェックインし、車を置いて今度は電車で広島のコンサート会場へという予定だ。
コンサートの招待チケットはホテルのフロントに預けておいてくれたとのこと。
呉は２１年前に広島に来た時に、マツダに勤めていた友人の案内で船で渡ってほんのちょっとだけ歩いた。海から観た街の印象が強くて 自衛隊の艦艇が多いせいか 灰色の街だねと感じた覚えがある。
今回は陸路からの呉だ それに当時よりずっと自衛隊に関する知識も増えたから 印象あらたに違いない。
海岸沿いの国道を 海を横目に行くうち 携帯にメールが入る。どうやらコンサートのリハーサルもあって呉を出たもよう。ちょうど入れ違いだね。
ホテルのフロントでは、従業員の連絡不行き届きでチケットが見つからず、１０分ほど押し問答をしてやっと「釣り銭箱」から出てきた・・・・なんでそんなところに。
部屋では やっと やっと 風呂に入れた。。。
そして目覚ましをかけて １時間ほど眠った
４時にホテル前からタクシーで呉駅へ。途中電車が遅れて５時１０分に広島到着。そこからタクシーで広島国際会議場フェニックスホール。
道路脇に停めてもらって歩いて入ろう思っていたら、タクシーはするすると地下の車寄せへ降りていき、そこには海上自衛隊の若い制服姿のお迎えの担当者が何人もいて
お ちょっと待って こんな所から入っていいのか
タクシーの外で「ようこそ」なんて笑顔で言われたので お金を払って降りるしかない
「こちらへ」と言われるままに あたふたとついていくと
お いたいた 招待チケットをくれた幕僚長がｗ
ひと言ふた言挨拶を交わして 買っておいたブーケを渡して（きっと後は会えないだろうから）
案内係の人に連れられ招待席へ。。。
え・・・・あれ？・・・もらっていた図と席が違う・・・肘掛けの名前もなんか違う・・・
案内係の人を捕まえて もう一度確認して 本来の席 総監招待席E１列２４番に座る。
そうだよね ここだよね 私の名前が肘掛けに書いてある。
３Fで遠いけど音は良いそうなので PCMレコーダーで音を撮りつつデジカメで撮影。１Fの自由席にも行こうかとも思ったけど、ずっと指定席で過ごしました。
＜－ これは第一部 クラッシック まだまだ
第二部 スウィングの後半から登場というので構える
本当は演奏が終わったあとでブーケを渡すんだろうけど それも恥ずかしいから まあ良い良い
呉の駅で観光マップをゲット、そこからホテルまで歩いてみた。
明日は 朝から散策だ。
（さらにつづく）
