物書きは恥かき

始めより 終わりむつかし ひとの道・・・窓際の凡才ですが おもいきり 生きてます

お買い物

5月の中旬から10日間ほど小樽に帰省したときに ちょっと大きな買い物をした
3月末の帰省のときに見かけた売り地がまだ残っていて
車で通りかかるたびに 無性に気になり
ちょっとボケてはいるが母を乗せていって見せ 意見をきいたところ
「きっと おまえに買ってほしくて残っているんだ」と言った
まるで 占い師か霊能者のご神託を請うたみたいな感じだ
母のことばを真に受けたわけじゃないが
たしかに 買ってくださいと呼ばれているような気もしたので
市役所に行って条例の制限を調べ 2日ほど時間を置いて
心を決めて 北海道財務局小樽出張所へ購入の申し込みに行った

どうしても必要なもの というわけじゃないし
そこで何をしたいか 具体的には思いつかないまま
オルゴール堂から100メートルばかりで 目の前が旧運河 石造りの倉庫がお隣で
海からのぼる朝日と 山に沈む夕日がみえそうな場所だから欲しい と思った
傍目には半ば衝動買い的に見えるが 実はそうでもなくて
都内のマンションも見に行ったし 小樽の不動産情報で中古店舗も物色していた
いい物件に出会ったなら という きっかけ次第だった買い物だ
いわば たとえば
長く好きでいられるようないい人がいたら と思っていて みーつけた! しかも相思相愛
ってかんじかもしれない

申し込んだ後 母の部屋に飾ってある父の写真に問いかけたら
とても機嫌良く「よしよし」と 褒めて笑っているように見えた
どうやら悪いことをしたわけじゃないみたいだ と またここでご神託だ

それから1ヶ月
最近は そこにお店を建てたいな と思う
あと5年か10年かの間に 自分の老後がやってくる前に

まだ若い頃 20代半ばに中古の家を買った頃には
自分の人生とか暮らす場所が不動産に縛られるような気がしたが
不思議なことに 今の自分は ちっともそんな気がしない
他の場所に行きたかったら 売ればいいのだとか
固定資産税が払えるうちは ほっとけばいいのだくらいに思える
不謹慎かもしれないが


自分の将来のためのいろんなことをしたいのだが 充てられる時間が少ない
ありがたいことなのだが 6月を迎える前からまたしても忙しくなった
世の中 不景気というけれど ワガ社は いつもと変わりない今年だ
いやむしろ いろいろな意味で 去年よりも余裕があるかもしれない
その分 外注プログラマさんを増やし 自分の負担を軽くしつつ
自分のためにも 母や映子君のためにも 小樽に居る時間を増やすぞと
加えて ぶらり旅する時間も作るぞ

今年は 夏の間はなるべく小樽で暮らしたい
そして 小樽で買い物をしてお金を落としたい

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