物書きは恥かき

始めより 終わりむつかし ひとの道・・・窓際の凡才ですが おもいきり 生きてます

おもいっきり足止め

3月2日月曜日 午後2時
千歳に向かって飛ぶぞと決意し、荷物をまとめて玄関を出た。
小雨だった。風もある。
本当は昼に出るつもりだったのが、2時間遅れてしまった。
この時点で、私の足を阻む見えないなにかが、うごめいていたのかもしれない。

まず、5分歩いたところで携帯に電話が入った。
工場長の関君からだ。
「もうすぐ着きます」
着きますっていわれても、居ないよわたし。
「もう出ちゃったよ」冷たく言い放ってしまえ。
「え? どこへ?」
こいつ。。。共有カレンダーを確認しておらんのか・・・
いつも自分の予定だけを念頭に行動している。
だから他のメンバーの予定表を気にしたことがないのだろう。
「今日、移動するって書いておいたじゃん、1週間も前から。私が居ないと済まない用件ある?無いならあとはメールと電話で済むでしょ」
甘い顔してると、いつまでも躾にならん。後ろを振り返ることなく、駅へ歩いた。

浜松町までの切符を買って改札を抜け、電車に乗ったはいいのだが、10分も走らぬうちに顧客から電話が入った。。。
暮れに納品してとっくに手離れした仕事の、ファイルの修正が必要な内容だ。
そのマスターファイルは背中のノートPCに入っていない。オンタイムの仕事のデータだけだ。
サーバ上のファイルをFTPで落として修正しては画質が落ちる。。。
どうするべ。。

行って帰ってくる1週間、待たせるのも申し訳ない。
今日は飛ぶなということかもしれない。
しょうがない。
反対方向のホームに回り引き返す。
やれやれ。。。
予約無しだったのがせめてもの救いかも

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