物書きは恥かき

始めより 終わりむつかし ひとの道・・・窓際の凡才ですが おもいきり 生きてます

4年前の冬 その2

今日もなかなかの雪道でございました。
一番やっかいなのは、ざくざくに崩れた状態の雪。
とらえようがありません。
今日はそんな箇所があちこちにありました。

4年前の12月には、あろうことか、急勾配の道のロードヒーティングの設備にどこかのアホがつっこんで壊したため、ひどい状態だったことがありました。そのときの日記を読む。。。。なんて懐かしいんだ(;_;)
なんか 若かったなー>自分
今の自分って 同じだけのファイトあるかな?w
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●27日
この日もスキー学校の当番だったのですが、この朝は、家の前の坂の降雪量は、前日に比べてそれほど難しいとは見えませんでした。
しかも、26日のうちに板もブーツも学校に置いてあるので、先に出た父に「ゲレンデまでの登り道を歩いていく」宣言をしていたので、雪かきはせず。
その10分ほど後、さて私も出発と思い、カボチャ君の中に置いてあった帽子を取りに出て、ふと、「家の前の坂は走れそうだし、やはりこいつで行こうか」と思ってしまったのでした。
で、カボチャ君に積もった雪をおろし、タイヤのまわりの雪をよけて、いざスタート!
しかし、走り出してみると、なかなか手強そうな雪道です。。。あら、大丈夫かな、、と不安になりつつも、バス通りから、天狗山へのきつい登り坂にさしかかりました。
途中までは、1600CCのFF、オートマという非力なヤサオトコ的カボチャ君でも、ローでえっちらおっちらとなんとか登ることはできたのですが、あともう50メートルでスキー場の平らな場所に到達というところに、最大の勾配を持つ難所があります。
もうここで、カボチャ君はストップ。。。登れません。あらら。。。サイドブレーキを引き、しばし考える。。。(新しいタイヤなのになあ。。。まあ、そいう問題じゃないなあ。雪がざくざくだからなあ、これが固まっていればなんとかなるのになあ、、 などなど)
ミラーをみると、後ろから1台登ってきます。ハザードをつけて、先にいってもらい、再度、チャレンジ! でも、タイヤは虚しく廻り、1センチも前に進みません。あらら。。。
また1台登ってきます。ハザードをつけて、先にいってもらい、ゆるゆるとバック。
両側は住宅街ですから、路肩の雪の陰から人が出てきてくれないことを祈りつつ、もう大丈夫だろうと思うあたりまで下がり、さて発進!
ゆっくりゆっくりと進みだし、さっきよりも順調に登っている様子です。
お、いいぞいいぞ、頑張れカボチャ君。。。。
ローのままアクセルも微妙にふみながら、さっきスタックした地点も順調に通過。いいぞいいぞカボチャ君。もうすぐだ、、、、と、そこへ、上からバスがやってきました。スキー場と小樽駅を結ぶ路線バスです。道は2車線ですが、除雪の雪で幅は狭くなってます。
止まりたくない。。。しかし、バスは微妙に幅を取って止まって待ってくれてしまった。しかも、やや真ん中よりに。。。もうちょっと脇に寄れよな あ、冬は登り優先だぞぉ、、、こっちがもっと左によけると、深い雪にはまりそうだし、、まいったな、、、ここで止まるとどうなるんだろう、、、またスタッ クかな、、、しかしこすりたくありません。
ええい、しょうがない。。。サイドブレーキを引いて、窓を開けて、運転手さんに手で「もうちょっと脇へよけて」と合図しました。。。
バスは舳先をむこうへ向けてくれましたが、さて、いったん止まったカボチャ君は進めるのだろうか。。。こわごわ、ゆっくりゆっくりとアクセルを踏むと、お、進んだ(^_^;
こうしてバスとすれ違い、その後の坂も弱者のテクニックを駆使しながら、かろうじてスタックをまぬがれ登りきり、駐車場におさめました。。
良くやったカボチャ君(;_;)
しかし、アウディを買おうかと、ふと思ってしまう時でもあります(^^ゞ
ちなみに、その後次第に集まってきたスキー学校の講師によると、ジモティー車でさえ今日の道はうごけなくなっていて、出てこれない講師も2名ほ どいました。また、私が一度登れなかった最大の難所で、あの10分後には、路線バスがスタックで立ち往生し、それが3台ほど連なったそうです(+_+)

さて、この日、暴風大雪波浪警報の中でのスキー学校は、講習開始の10時ぎりぎりまで、午前の講習をするかしないか決められず、10時半になってやっと開始しました。170名の生徒のうち、出席したのは30名ほどでした。
「こんな日に、良く来るなあ」というほど、子供は元気です。
子供達は、足前で4ランクに分けられていて、さらに各ランクが4班ほどに分かれていますが、出席が30名ですから、ランク毎に1~2人の講師で済んでしまいます。
つまり、4人中2~3人は余る。。
では、誰が吹雪の中で子供の相手をするかというところで、「まあ、各ランクで若い方の先生からお願いしますか。。たとえば、Aは角瀬さんとか(笑)」となった。
すると、角瀬さんという若い男性講師が「俺、四捨五入すると30ですから若くないです」と反論したとたん、あちこちからたたみ込むような発言が。
「20代は、ここでは、ひよっこだね」
「あんた、ここでは40、50は、はな垂れ小僧なんだよ。」
「年金もらってない人は、若いんです。」
「ここで、年金受給者手を挙げて っていうと、だいぶ上がるとおもうぞ。」
14人きていた講師のうち、5人が年金受給者、50~60代が4人、40代が3人、30代1人、、つまり角瀬さんはただ1人の20代だったのでした。すさまじい山です、ここは。。。
なお、その角瀬さんは小学2年生の時に、私の班にはいっていたことがあります。スキーの上手な、可愛い子供でした(^_^; それがまあ、立派な青年になって。。。(-_-;)
午後2時頃から雪も止み、放射冷却で冷え込んだため、気温は-15度ほどになったようです。
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ん~~~~~。。。。
不健康だな 今の自分(^_^;

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