物書きは恥かき

始めより 終わりむつかし ひとの道・・・窓際の凡才ですが おもいきり 生きてます

パロマ湯沸器と似て非なる物

6月。
小樽の実家でも仕事が十分こなせるようにする際に、さて2階で余っている部屋は・・・母の趣味部屋だった。
南向きで一番明るく、デスク、ロッカー、ベッドの他に油絵の道具やら骨董のオルゴールなどが置いてある。
母はすでにほとんど使っていないので、ここを私の仕事部屋として、PC3台、プリンタ2台、その他を配置した。
7月。
余っていた小型の冷蔵庫と電子レンジを2階に置いて、階下に降りずに有る程度の飲み食いができるようにした。
8月。
PC部屋に続く父の書斎を片づけて、事務仕事の部屋にした。

その書斎のスチール机には、なんと懐かしい、私が20年近く前に購入したMac Plus が鎮座していた。
動くだろうか、とHDとモニターに電源投入。
ウィーーーーーンと血の通っていく音が。おお~ 久しぶりにテトリスとかシムシティとかやってみるかのうo(^-^)o なんて胸をときめかせながら待つことしばし。
画面が真っ黒のままですじゃ。ブラウン管に続くどこかがお亡くなりになっている気配。なんと悲しいことよ。

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弟が盆休みで来た折りに「直らんもんか」と相談ぶっこいた。
弟は、仕事ではもちろんWinもUNIXも使いこなすが、プライベートでは昔からMac一筋。このPlusを買ったのも、すでに1台購入し改造に改造を重ねて本体の3倍もの資金をつぎ込んでいた弟の薦めだった。
「画面が映らんのよ」と症状を告げただけで、弟は「ああ、それは、ハンダ付けすると直る」とあっけなく診断。
「そうなの?」
弟はニヤニヤして
「パロマの湯沸器と同じだ(笑)」
ほぉぉぉ。
Mac Plusもハンダ割れる箇所があったとですか。
「何回直したことか」と懐かしそうに言う。
1回直せば済む事じゃなく、2,3年毎に定期的に割れたもよう(笑)

次回来る時には、例のながーーーいドライバとハンダゴテを持参して直してくれるという。
テトリスとシムシティで再び遊べる日が楽しみだ。

※ 今になってみるとあんな小さな解像度にもかかわらず、あれほどの表現力を持たせたゲームができたのだから、やはり優秀なシステムであった。

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