物書きは恥かき

始めより 終わりむつかし ひとの道・・・窓際の凡才ですが おもいきり 生きてます

念願のスライダー

ここ20年ほど、夏の小樽には来たことがなかった気がする。
だから、夏の天狗山は子供の頃に中腹まで登ったのが最後。
冬の様子しか知らない。

夏の天狗山山頂には、いくつかの遊びがあるという。
リス公園、レーザークレー射撃、そしてスライダー。
中でも長女から「高校生が夢中になる」と教えられたスライダーには、ぜひとも乗ってみたいと思ってきた。

そして今日、母が病院から一時帰宅をした機会に、次女の運転で積丹までドライブした帰り道、
060810_12520001.jpg
五助沢の分岐でとうとつに「天狗山へ上ってみるか」と提案。
のぼり始めたはいいが、初めて走る道なので、いったいどこへ通じているのか不安を抱えつつ山道を進むと、まずはおこばち山荘に遭遇。
http://www16.ocn.ne.jp/~mura/sisetu2.html
ふうん、市の広報や地図でしか知らなかったけど、こういう施設なのかと認識。

そこで母がトイレをすませ、いよいよ天狗山山頂へ。
なるほど、駐車場(といっても未舗装の空き地)は、冬のゲレンデで言うとロングラインと旧コースの分岐点あたりなのか。
そして、山頂リフトの乗り場がスライダーの乗り場になっている。リフト小屋は係員の小屋としてそのまま使ってる。
なんというか、妙な気分だ(^_^;
まるで、ふだん目にしている家族の、全く違う裏の姿を見てしまったような、そんな気分?

平日なのにすでに3人お客がいました。それも子供じゃありません、大学生のおにーちゃんと、40代らしき女性。係のおじさん予備軍にチケットを渡して嬉しそうに乗りこんでる。。。どうもリピーターのようだな。

私もお金を払って、スライダーの薄っぺらい板の上に腰をおろそうとしたとき、おじさん予備軍に「初めてですか?」と訊かれた。やっぱり、みんな乗り慣れてる人ばっかりなんだ。。。
戦闘機の操縦桿みたいな棒が両足の間にあって、手前に引くとブレーキ、戻すとその解放。それだけ説明してくれて、あとはされるままに上まで連れて行かれます。スキーで椅子に腰掛けてそのまま上までのぼる仕掛けに似ています。
そしていよいよ終点が近づきました。山頂リフトの降り場の下あたりだ。
ここにも係のおじさんが居て「操作方法はわかりますか?」と訊かれ、さっきよりもう少し詳しく説明をしてくれたが、仕掛けが単純だから、説明のしようがないのかもしれない。

そしていよいよGO!
なんか、怖いぞ。
それほどのスピードじゃないのに、シートベルトも何もない、ただ板に乗ってブレーキを握ってるだけだから。。
しかもそのブレーキの効き方が非常にアバウトなので。。
ひぃ
引くか倒すかそれだけなんだけど
なんというか 自分の手でアクションを起こしてスピードをコントロールしなくちゃならない。
乗りっぱなしでひっぱりまわされる絶叫マシンとは違うわけで、そこがとても面白い。
高校生が夢中になるとか、リピーターが多いとかいう理由がわかった気がした。

http://www.cks.chuo-bus.co.jp/tenguyama/suraida-3.htm

さて。今年の冬は、ちょっと違った目で山頂の緩斜面を見つめることになりそう。
レールだけは雪の下に埋もれているのだろうか。それとも毎年設置してるのだろうか。とか考えながら。

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