物書きは恥かき

始めより 終わりむつかし ひとの道・・・窓際の凡才ですが おもいきり 生きてます

あるストーリー

弟のマンションまで荷物をとりにいってきた。
ルートは、小金井を抜けて府中を通り、京王堀之内でX型に切り替えて鎌倉街道と野猿街道とをまんべんなく交互に使って往復してきた。
その帰路のこと。

帝京大学あたりで白バイが2台、車列に合流してきた。
どこでサヨナラかなあと様子を見ていたが、いっこうに曲がる気配がない。
信号で停車するうち、先頭になった私の左に白1が並び、白2は4台ほどはさんだ後ろに位置している。
う~む。これは、フォーメーションか? なんて感じながら、青になったのでスタート。
ここは50Km/hだけど、いくつまで許してくれるだろうなんて考えながら、白1を抜かず遅れず+15を維持、後続車も恐る恐る距離をあけてついてくる。

すると、白1は聖蹟桜ヶ丘のアンダーパスで80Km/hも出したよ?
いいのか?続いちゃって。。。
えーっとまてよ、これはもしかしてワナかもしれない。。
とりあえず+18をキープだ。

そして、普段ならみんなそこそこのスピードを出す多摩川越えの府中四谷橋にさしかかった。
その手前で横道から合流してきた白いバンが、いきおいよく先頭切って右車線を走っていく。
あらら、だいじょうぶかね。。。私は続かず+18をキープ、よってやや遅れる。
すると、私の横に位置していた白1が、渓流を泳ぐイワナのように身体を滑らせて白いバンを追いかけていった。
ああ、やっぱあれは+30越えってんでアウトかな。回転灯がまわっているし。
白いバンは橋を越えた赤信号で停止、白1はそのすぐ左手に付ける、私はその左手の左車線に入り、3車が横に並んだ。
バンの運転手は、白バイに気づいていないというか、自分のことだと思っていない様子。あるいは、とぼけてる?
どうするのかなあって見たら、白1はバンの助手席の窓をコンコンとノックして「次を左に曲がって」と指示、獲物をキャッチですな。

そんな一部始終を、間近で見てしまった今日でした。

( +印 : 白1がバンの窓をノックした交差点)

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