物書きは恥かき

始めより 終わりむつかし ひとの道・・・窓際の凡才ですが おもいきり 生きてます

忍路の海

積丹の行事の後、またしても余市に泊まった。
考えてみると、余市の温泉につかったのは初めてで、余市のホテルに泊まったなんてのも初めてだった。
そもそも30分で自宅に着いちゃうのだから、泊まる必要なんてない場所だし。
そんなところに泊まったもんだから、9:30にチェックアウトして、あとは小樽に帰るだけってなって、さて・・・・・・。
いつもなら、フルーツ街道を突っ走って、五助沢を抜けて天狗山の裾から下って玄関に到着というルートをとるのだが、今日もまた寄り道をしたくなった。
まずはちんたら5号線を行くか。

じきに忍路にさしかかった。
隧道を抜けたところで左折した。
前からちょっと入ってみたかった場所だ。
といってもなんのことはない、忍路湾の奥には寂れた漁港があるだけだ。

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防波堤まで行って、ぐるっと来た道を戻ると、佐藤浩一主演のドラマ「天国と地獄」のロケで、犯人のアジトに使われたレストハウスが目につく。

さらに戻って、5号線に合流する手前に、日本海から打ち付ける荒波を一望できるスポットがある。
桃岩がなければありふれた海岸線なのだろうが、そこがリアス式海岸の妙味。
塩谷より蘭島より、景色は忍路だ。
今日は雨で、やや時化ていたから、いつまで見ていても厭きない。

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停めた車の右手斜面の上には家が何軒か建っている。
あそこの住人は、毎日でもこの景色を味わえるのだなあ。
毎日だと厭きるのかなあ。
真冬は吹雪が吹き付けて大変だろうなあ。
こもりきりなら平気かな。
なんておもいつつ15分もたったころ、車を本線に戻す。
そのまま5号線を進むのも芸がないので、オタモイの先でそれて長橋を通ってみる。
実は、この新しい道のほうが5号線より快適かもしれず。
あとは・・・・市内に用もないし・・・・天狗山方面へ上っていくしかない。
しょうがない。
帰るか。
結局、余市から1時間もかからなかった。。。。

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