物書きは恥かき

始めより 終わりむつかし ひとの道・・・窓際の凡才ですが おもいきり 生きてます

オトナだってドリドリしたい—暴走族も高齢化—

なんというか(^_^;
そのうち、中高年暴走族とか、紅葉マークドリフト族とか出てくるんだろうか。。。。(中高年暴走族はすでに存在するかも)
友人によると
『「暴走族を一斉検挙したら50代の人が混じってた」と言うニュースを読んだ事が(^^;
「昔やっていたのが懐かしくて、若者に仲間に入れてもらっていた」とか』
だそうだから。

一緒にするなって怒る人いると思いますが、
昔から、ハーレーのツーリングって、金のある中年のおじさんたちがチーム作ってドドドドドドって走ってるですが、スピード出して無くてもあれも似た雰囲気あると思うですよ。
自分のバイクにいろんなものくっつけて、存在をアピールしながら、徒党を組んで走るんですから。
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【進む暴走族の高齢化 全体の半数近くが「大人」】

暴走族の高齢化が進んでいる。成人の占める割合は10年前に比べて倍近くになり、いまや全体の半数近くが「大人」だ。二十数年前には全国に4万 人以上いた暴走族は、いまや2万人を切る。「族の掟(おきて)」に縛られる縦社会に若者が背を向ける一方、「20歳過ぎたら引退」の暗黙のルールは形骸 (けいがい)化。「ローリング族」や「ゼロヨン族」など競走型に姿を変えながら、大人になってもずるずると暴走を繰り返している。
警察庁によると、暴走族で成人が占める割合は、94年は24%だったが、10年後の昨年は45%に上昇。全体数が減少するなかで、実数も6761人から8453人に増えた。

大阪市住之江区の大阪南港は、タイヤを横滑りさせながら急カーブさせる「ドリフト族」の「名所」だ。週末には見物を含め100台以上が集まる日 もある。奈良市から来た建設作業員(26)は「20歳すぎから車の改造やドリフトを始めた。大人の趣味っすよ」と悪びれた様子はなかった。

ドリフト族のほか、直線道路で加速を競うゼロヨン族や、峠道のカーブを高速で攻めるローリング族は、「違法競走型」に大別される。いずれも車の改造費が高くつくため、年齢層が高いのが特徴だ。昨年、全国で確認された3419人のうち84%を成人が占めた。

大阪府警は5月末、大阪南港でドリフトを繰り返したとしてJR西日本の運転士(31)ら2人を道交法違反容疑で逮捕した。「昼は普通に仕事をしているメンバーが多いのに、夜の顔は一変する。いい大人が罪の意識もなく、人に迷惑をかけている」(捜査担当者)

オートバイで集団暴走行為を繰り返す従来型の「共同危険型」でも高齢化が進む。ただ、少年の割合が減っているのが大きな要因で、全国で99年に1万8369人いた少年は04年に9577人に半減。これに対し、成人は5293人から5569人と増えた。

共同危険型の暴走族には、18歳や20歳を区切りに引退するルールがあった。だが、20歳を過ぎても引退しなかったり、一度引退して復帰するOBが増えたりしている。2輪から4輪に乗り換え、違法競走型の暴走族にくら替えするメンバーも少なくない。

「昔はリーダーを中心に、学校や地域の枠を越えた組織があった。今はリーダーもいないし、気の合う小グループで、ゲームセンターなどに深夜たむろする少年が増えている」と大阪府警の捜査幹部。暴走族なりの規律や、先輩に絶対服従を強いられるのが嫌われているという。

<元暴走族総長で「僕たちはいらない人間ですか?」などの著書がある教育カウンセラー伊藤幸弘さんの話> 上から命令されるのが嫌だという少年 と、社会にうまくとけ込めずに暴走を続ける成人。暴走族の高齢化の背景には、二つの要因があると思われるが、自分のわがままが通りやすい世界から抜けよう としないという意味では、根っこは同じだ。以前の暴走族は社会に対する怒りやアピールを持ち、社会との接点も少しはあったように思う。しかし、今の暴走族 は年齢に関係なく、単に自分を満足させるだけの手段になってしまっている。

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