物書きは恥かき

始めより 終わりむつかし ひとの道・・・窓際の凡才ですが おもいきり 生きてます

何をいまさら

IEの危険性(あえてこう言う)がやっと、やっと、やっと、公言されるようになった。
長い間、「IEではなく、Netscape Navigator(古い時代の話だ)とか、FireFoxとかOperaとか、他のブラウザを使うようにしてください」とアドバイスしてきたのだが、それがやっとスタンダードになったかと感無量だ。

業界ではIEの不出来は常識だったのだが、とにかくWindowsにデフォルトでインストールされているブラウザなので、一般ユーザには、「インターネットはIE」になってしまってきた。
そのため、コンテンツを作成する場合でも、ターゲットブラウザとしてIEで正常に表示・動作しないとFIXとは言えないという不文律があった。
だが、これではIEにバグがある場合、どうしようもない。
実際、歴代のIEには大なり小なりバグがあって、動作確認の際にどうしてもIEだけ異なるという障害も経験した。
少しわかった顧客の場合は、「IEは使いません、Netscape Navigator前提で対応してください(昔の話だネ)」という仕様で発注してくれたが、たいがいの顧客はIEしか知らないから、IEでトラブルが発生すると「作り方が悪い」になってしまう。

しかしそれも。
やっと、やっと、やっと IE絶対神話が崩れた。
しかも、アメリカ政府の発表をきっかけにして。
まるで、裸の王様にむかって初めて「裸だ」と声をあげたみたいだ。
ある意味、IEの権威衰退の裏には、タブレット端末やiPhoneの台頭によるSafariユーザの増加も尽力していたのではないだろうか。

残るは、Outlook だ。
これも、Microsoftの不出来な子だ。

NHK News Web 米安全保障省 IEはハッカー攻撃にぜい弱
4月29日 5時08分

マイクロソフト「IE」の脆弱性に世界震撼
東洋経済オンライン 2014/5/1 00:00 本田 雅一

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