派遣切り
12月 19th, 2008 at 8:22pm |
15年も前、プログラマの世界では 派遣は使い捨てが当たり前だった。
そのプロジェクトが終われば「おまえにはもう用は無ぇ」で、
次でも必要な人材であれば継続される、実力次第、ニーズ次第の世界。
先日、プロジェクト会議後の会食の席でも、当然 派遣切りの話題が出て、
同業者の社長連中、みな同意見でした。
派遣はあくまでスポット。
それは、IT業界以外でも同じだと思います。
9時5時通って給料もらって何年か勤めていれば、それだけで自動的に正社員になれるなんてのは、甘い。
同様に、たとえ正社員であっても、
9時5時席を温めるだけで給料もらえるなんて考えだと、遅かれ早かれ不要な人となる。
正社員にとりたいほどの能力がある人なら、なんたらいう法律が改正になった4月の段階で「正社員にならないか」の声がかかっていたはず。
実際、会社側からの要請で、4月1日付けで正社員になった人はいるはず。
自分も20年前に通り過ぎてきた世界なので、被雇用者の弱い立場もわかるけれど、
権利ばかりを主張する前に、正社員以上の自助努力も必要だと思う。
そして
派遣、正社員、雇用者を問わず、
傍目から見て、誰にも負けないほどの売り芸を身につけるべし。
じゃないと どこかの国のでっかい自動車メーカーみたいに
会社ごと 「おまえには用は無ぇ」って 世間から言われちゃう。
もちろん、捨てる神有れば拾う神在り。
あふれた失業者をなんとかしようとする地方行政が一番大変ですね。
それと、治安も。
お気楽なのは、お手軽な社会正義だけで物を言ってる(一部?)マスコミ関係者だけ?
Posted in にっぽん