物書きは恥かき

始めより 終わりむつかし ひとの道・・・窓際の凡才ですが おもいきり 生きてます

あまぞん

ある人の本をamazonで探していたとき
何を思ったのか 気まぐれで自分の名前で検索したら
出ました・・・・・・・・・・ぞろぞろと過去の遺物が
とうの昔にこの世から消えたろうと思っていた私の書いた本が
まだいっぱしの値段で売りに出ていました
なんで?
意外だった
一瞬 理解できなかった
コンピュータ本やインターネット系の書籍は
カゲロウのようにはかない寿命ではなかったのか?
とうに検索したって出ないだろうと思っていたのが
いまだにそんな値段で売りに出ていて
中古本でさえ、そこそこの値段がついていて
恥ずかしい
いいんだろうか?
許されるんだろうか?

この人だれ? わたしであってわたしじゃないような
まるで遠い親戚みたいな感覚
自分がやったことなのに

そういえば SEやってた会社をやめてしばらくした頃
横浜に住む同郷のきや君に電話したことがあった
「そろそろ小樽に帰ろうかなーって思うんだー」といったら
「そうか、しっぽ巻いて逃げ帰るか」と明るく言ってくれた
・・・そう見えるんだろうな
父親も帰ってこいっていうし、娘たちとかいろんな事情から帰ろうかと思ったんだけど
でも、そんな事情を知らない人にはそう見えるんだろうな・・・
って納得して、もうちょっとがんばってみようかと思った
その結果 やっぱりコンピュータで稼ぐかと腹をくくり、解説本や記事を書きまくった。
若かった。
40手前だったけど 今にしておもえば やっぱ 若かった

わからん
人生 わからん。。。
とりあえず
手元にある自分の本は捨てずに置くことにしたw

そして きや君
今は小樽の実家にUターンしていて
月に1度くらいの割でみんなで集まって酒呑んでる
ありがとね
ほんとに あのとき ありがとね

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