物書きは恥かき

始めより 終わりむつかし ひとの道・・・窓際の凡才ですが おもいきり 生きてます

小樽発東北経由埼玉行き

3日の朝8時頃、札幌の家を出発。今回はスタッドレスを履かせているプレリュードで。往路は雪の心配はないだろうが、帰路は関越さえ降雪の心配があるから。

小樽ではまず母のホームへ顔を出し、クリスマスには帰ってくるからと何度も言い聞かせたけど、母はたぶんすぐ忘れる。普通に会話して普通に生活しているから普通のおばあさんに見えるけど、とにかく短期記憶だけが劣化している。
9時過ぎにコンビニでおにぎりとかドリンクを買ってから、小樽港へ。
新日本海フェリーの受付では、新潟港着が2、3時間ほど遅れるとの事前通知。低気圧が通り過ぎたばかりだから、さもありなん。出港してくれるだけいい。
出港すると揺れて閉鎖になるかもしれないから、乗船してベッドが決まるやいなや、まずは風呂に入る。
そしてあとはほとんどベッドで本を読んで過ごす。
以前はフェリーでもノートPC広げて仕事したりしたけど、1年ほど前からはこの18時間くらいは日常から離脱することにしている。
風呂->ベッド->本->寝る->本->寝る->本->寝る・・・合間にビタミンC入のドリンクを飲んだり、トイレ行ったりする程度で、今更あちこち見て回るなんてこともしない。
そのうち夜になり、22時に船内は消灯だが、私はベッドで本->寝るを続け、朝5時には毛布をたたみ、下船後の運転に備えて頭をすっきりさせにかかる。

宣言通り3時間遅れの4日午前9時に新潟で下船。
さて、どうしよう。
いつもならまっすぐ関越目指して走り出すんだけど、9時からなら赤城の蕎麦にも中途半端な時間だし。
それに、下船前にトラック運転手さんたちから聞こえてきた「・・・磐越道が無料・・・」とかいうのも気になる。
しかし、磐越か。。。10年くらい前の冬に磐梯側から新潟まで走ったことがあるけど、たしか途中に片側1車線の対面が何カ所かあるんだよね。降雪でスタックした車が何台かあって、そんなところではトロトロでどうしようもなかった。真冬の磐越は避けたほうがいいよね。今でもそうだろな。まあ、今は雪もないから普通の速度出せるだろうけど。それに、たまには関越と17号以外の道を行ってみたいしね。。。。。
なんて考えつつ、迷った心のまま、とりあえずいつもの道を走るうち、埼玉には夜中着でもいいんだしと新潟中央から磐越に乗ることにした。
東北の被災地復興支援ということで、12月から土日の磐越は新潟中央から全面無料で、さらに東北道は白川までが無料だそうだ。
途中、2か所のPAで景色を楽しみつつ、最後に磐梯山SAに立ち寄る。復興支援で無料にしてもらうなら、やはり何か買わないと申し訳ない。で、会津の渋柿を酒につけたみしらず柿とかいうのを2パック購入。
そして、本当に無料なのか確認のため、白川でいったん高速を降り、しばらく懐かしい4号を走った後、再度高速に戻って埼玉へ。

それにしても、2,3ヶ月ぶりだと住み馴れた土地でも妙な感覚になるものだ。
埼大通りを走っていても、契約している駐車場に入れるときも、まるでベール越しの世界を移動しているみたいだ。
自分のマンションでも、勘が戻るまで2日かかるかもしれない。

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