物書きは恥かき

始めより 終わりむつかし ひとの道・・・窓際の凡才ですが おもいきり 生きてます

ほらね 出たでしょ ストロンチウム

3月25日の日記 ストロンチウム90は計測されていないのか? を書いたけど、
今頃になって 計測されてるなんて あまりに遅すぎないか。
それも 国がやってくれたんじゃない、住民が自発的に採取して民間検査機関に持ち込んで検査したという。
こういうことは、真っ先に国がやるべきことなんでないのかい?
こういうところに お金と手間をかけるべきなんじゃないのかい?
横浜だけじゃない、他の場所にも散らばっているのは必定。
6ヶ月以上も、知らず知らずのうちに吸い込んできた人は少なくないのではないか?

ちょっとおかしいのではないか、日本て国は。

国民にとって大事なことが後回し、政治家や官僚の保身を優先する。

福島第一原発の事故から半年以上経過しているのに、行政はなにもしていなかったに等しくないか?
いや。何もしていなかったのではなく、増税だとか、凍結された公務員住宅建設をなんとか解凍するだとか、原発輸出推進のために日本の原発技術は安全であるとアピールするだとか、そんなことばかりに頭を使い時間を使ってきたのではないか?
担当省庁が違うなんてのはいいわけにすぎなくて、こんな時なんだから、省庁の垣根を越えて一丸となって、東北や日本の復興のために、知恵を絞り能力を出し切るのが今の日本の官僚に求められているんじゃないのか?

すでにすっかり日本政府、政治家、官僚には 国民のほとんどが呆れかえっていて、自分の生活は自分で守るしかないと悟っていると思うよ。

————————————–
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20111012/dms1110121129006-n1.htm

横浜マンションから“猛毒”ストロンチウム!迫る放射能汚染の恐怖
2011.10.12


猛毒の放射性物質、ストロンチウム90が横浜市港北区のマンション屋上から検出されたことが12日までに分かった。福島第1原発事故で放出されたものとみられ、原発から100キロ圏外で検出されるのは初めて。専門家は「すでに広く飛散している。どこにでも(ストロンチウムが)あるということをきちんと認識すべき」と警鐘を鳴らしている。


ストロンチウム90の半減期は29年で、ウランが核分裂してできる毒性の強い放射性物質で体内に入ると骨などに蓄積する。ガンマ線よりも危険度が高いベータ線を出し続け、骨のがんや白血病を引き起こす恐れがあるとされる。1986年4月に旧ソ連で起きたチェルノブイリ原発事故でも飛散し、大問題となった。

検出されたのは横浜市港北区の築7年の5階建てマンション屋上。溝にたまった堆積物を住民が7月に採取し、同市内の分析機関が検査したところ、1キロあたり195ベクレルのストロンチウム90を検出。この報告を受けて横浜市が再検査を始めた。

文部科学省が行った調査では福島第1原発から100キロ圏内に留まっていたが、今回は事故現場から約250キロも離れた横浜市内で出た。しかも、4、5月に福島第1原発から至近距離の福島市内の土壌から検出された77ベクレルを2倍以上も上回っている。

京都大学原子炉実験所の小出裕章・助教は「放射性物質は、雨どいや溝などにたまりやすい特性がある。こうした場所で高い値を検出する傾向がある」と解説する。

高い数値でも過剰反応しないよう求めた上で、「世界中に放射性物質が飛散している。首都圏にもすでに相当量のストロンチウムが放出されており、どこにいても避けられるものではない。(マスクをしたり水で洗い流したりするなど体内に)取り込まないようにするのが一番の対処法です」と指摘する。“死の灰”から逃れる術は自己防衛しかないようだ。

RSS 2.0 | Trackback | Comment

Comments are closed.