物書きは恥かき

始めより 終わりむつかし ひとの道・・・窓際の凡才ですが おもいきり 生きてます

最愛のカボチャ君1号よ。。。

私にとって 最も愛着ある車 カボチャ君1号。
次女が余している。
車検は12月に通したばかりで、あと1年8ヶ月も残っているぞ。
さて、どうするか。
私が3台使い分けるか? 無理じゃ(汗)

で、被災地に寄贈できないかと考えた。
いっぱい車が津波に流されていたし、すぐに新車が行き渡るとも思えず、マツダも中古車を宮城県庁に送ったと言うし、スズキも小型車を送ったと言うし、そろそろ衣食が足りて車のようなものが必要になっているのではないだろうか。
何台も贈ることはできないけど、たった1台でも、少しはお役に立つのではないかと。

午前中に小樽市や札幌市、北海道庁の被災地支援窓口に問い合わせたところ、車については受け付けていないそうだ。まあ、間接的にはそうなるだろうなあ。

では、直接現地に問い合わせて贈ろうか。
でも、どこに。。。
あちこちのサイトを覗き、直接電話連絡がつきそうな南三陸町役場をCALLしてみた。
「そんなもん 要りません」といわれたら、どうするかなあ と思いつつ。
でも案ずるより産むが易し。
すんなり話が通じました。
総務の担当さんによると、車の概要と連絡先をFAXで送ってほしいとのこと。
さっそくエディタに書いて、プリンタで印刷して、FAXで送りましたよ。お昼過ぎのことです。
——————————-
タイトル:中古車の寄贈について

先般電話で問い合わせをした**と申します。

車は普通乗用車で、私が新車で買い、練馬ナンバーで9万キロまで走った後、娘に譲り、現在札幌ナンバーです。記録上は2オーナーですが、ワンオーナーに近いです。ずーーっとホンダベルノ(ホンダカーズ)で車検、メンテをしてきました。女性オーナー車であったこともあり、走行距離の割に状態は良好で充分走れます。2ドアですがハッチバックなので搭載力はあります。
他にホンダ車を2台所有しており、もしお役に立つようでしたら、不要になる1台を印鑑証明、委任状、譲渡書を添えて進呈したいと思いました。

ご検討ください。

車名:ホンダ インテグラ
排気量:1500cc
ガソリン:レギュラー
初年度登録: 1999年12月
走行距離: 159600Km
ミッション:AT
車検: 有り 24年12月まで
記録簿:有り
傷:ボディは大きな傷はありませんが、フロントのウレタンバンパーが少しこすれてます。
難:キーレスエントリーが故障なので、ドアはキーで開閉。
付属:標準のホイール、タイヤの他に、スタッドレスタイヤ付きアルミホイール×4があります。スタッドレスタイヤは2シーズンを越したところですが、走行していなかったのでほとんど減っていません。夏場も冷暗所物置に平積みで保管していました。

(連絡先)
——————————-
そして、午後3時過ぎには「もしいただけるなら」との返事。スタッドレスも必要とのこと。
よかった♪
でも、あちらはなにやら口ごもっている様子。
「あのう、こちらからは取りに行けないのですが」
そりゃそうでしょうから、「はい、こちらから自走して行きます」
さらに、なにやら切り出しにくそうな様子。で、こちらから一応確認してみた。
「帰りの足は、バスとか電車は通っているんですか?」
「それなんですが、そういう足が無いんです」
やはりそうだよね「了解です、そういう事情がわかれば2台で行くなり用意しますので」
電話の向こうは安堵した様子だった。

というわけで、4月は当方ちょっとお仕事があるので、5月になってから自走して届けることにしました。
帰りの足は、関君のMINIと2台で行って1台で帰ってくるか、あるいは弟の北上にスケジュールを合わせるか。

我が愛するカボチャ君1号よ。
君は身軽で機敏だし、見かけのわりにタフで搭載力がある。
南三陸町で(たぶん)最後のご奉公をしてくれたまえ。

なんか、置いてくるとき 泣きそうだ。。。

RSS 2.0 | Trackback | Comment

Comments are closed.