物書きは恥かき

始めより 終わりむつかし ひとの道・・・窓際の凡才ですが おもいきり 生きてます

客先での雑談

13日金曜日
この日は 関君の土木研究開発で依頼してあった某プログラムを納品してもらう日。
オバマ大統領来日と言うことで 都内は交通規制がしかれている中
まだ電車では危ないかと思い 江戸川橋の某社まで車で出かけました。
関君だけではちょっと不安だったので 私もやはり行かねばと。
もちろん関君の運転で 私は助手席です。

昼に出て 下の道をずっといったけど 混み具合はまあそこそこな感じ
途中で見かけた首都高の電光表示では 渋滞の赤い帯と通行止めの区間もあり。
2時について まずは雑談です。
社長K氏の「道はどうでした?」に始まり、
K氏の会社が助成金で進める開発話が1ヶ月待たされた件では、
「あの公開仕分け、ズバズバ切られていますが、よかったですね」と人ごとならず喜び合い、
「まあ確かに無駄が多かったから、無理無いですよね」というK氏の言葉に同感もし、
私もふと思い出して
「先日、環境系の土木コンサルをやっている渋谷のA社長が、ワガ社のきたない地下室にきて下さったんですが、そのときの話で『土木はもうダメですね』といってましたが」というと
「そうでしょうね」とK氏も同感。
同席する土木屋の関君としても、寂しいだろうけど頷くしかない様子。
「しかも役所系の仕事が多かったようなので」というと
「あー じゃあかなり辛いでしょうね」と、役所の仕事に縁遠かった私よりずっと役所の仕事をしっているK氏は、深く同情するような声。
「だからその会社は今の役員に好きにしていいって譲って、自分は休眠会社を起こしてそっちで身軽に新規事業を進めるそうです。そしたら役員たちが、どうなるんだって心配してるそうですが」
「好きにしていいなら、頑張ればいいんですよね」
「そうなんです」と、みな同感。
K氏「その会社の動きは当然でしょうね。もう今時、社長だけが頑張るなんてナンセンスです。社員ひとりひとりが頑張って収益あげてくれないと、やっていけないですよ」
オラ「まさしく。うちは最初からそうじゃないとやっていけないんで、LLPで始めたんです」
そう。世の中、ワガ社と考え方が同じになってきてると思います。

そしてどんどん景気の話に転がっていき、
K氏「この前トヨタの知人と話したんですが、自動車も売れてないようですね」
そうだろなあ。むしろ街の自転車屋さんはいいかも。
K氏「弁護士でさえ年収200万って人が増えているそうですし」
関君「え、そうなんですか?」と なぜか嬉しそうな顔をする。
K氏「食えないから、『取れますよ』ってささやいて仕事を作ろうとしているところありますね。たとえば、怖いのは過労死ですよね・・・・」
と、なかなか濃い内容になっていき、
K氏「この前、銀行の知人と話したんですが、4月から仕事が無い会社がいっぱいあって、今は借金返済を待ってもらったり、助成金や補助金で給料の補填ができたりしてるけれど、それもいつまでも続かないでしょうからねえ。そのうちバタバタいくでしょうね」

なるほど・・・。
世の中 そんなに悪いんだ。
売り掛けはなるべく早めに回収したほうがいいのかも。

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