物書きは恥かき

始めより 終わりむつかし ひとの道・・・窓際の凡才ですが おもいきり 生きてます

小人閑居して病院へ行く

めいっぱい詰まっていた仕事が片づき 追い立てられる状況が薄らいだとたん

私ってヤツは Yahooの不動産や車のサイトを漁ったりしている

「海のそばにマンション買おうかな」とか「いっそS2000とかNSXってのもいいな」とか

そんなことを思いながら  必要でもない物を 欲しいという所有欲だけで・・・

ダメじゃん!  小人閑居して不善を為しちゃ

どうせなら もっと自分のため、人のためになることしなくちゃ

そうだ。 病院へ行こう!

コレステロール値、肝臓、血圧その他は薬無しの生活を続けて3ヶ月、すっかり健康値になっているから、次は 前から気になっていた大腸内視鏡検査を受けたい あれはとても興味有る。

年末の人間ドックで大腸に何か見つかったわけじゃないけど、あんな便の表面の血液を検査するような方法では どうも不確実に思えて仕方ない。

たとえ何もなくても やっておいて悪いことはないはず。

というわけで 現在の主治医である女医さんに相談して 9月29日午後に予約を入れた。

午後といっても 当日は朝から夕方まで病院に拘束される

しかも ポリープが見つかったらその場でワイヤーで切除の手術を受ける

女医さん「日帰りできますが、希に出血が止まりにくい人がいて、その時は2日入院してもらいます」

うーむ。。。「1日午後から大阪で会議があるんですが・・・」

女医さんにスケジュールを打ち明けながら まあ賭けてみることにした。

この歳になったら 酒池肉林はカダダに良くないのは2年間で実証済み イッパツで高脂血症だよね

不動産もしばらくはいい 車も愛車があるし セカンドカーも今すぐ買わなくても逃げないし

余っている時間とお金をつかうなら エステだの洋服だのじゃなくて

自分の健康に使うべき歳だよね
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ってわけで 当日 わくわくで

内視鏡の映像が映るモニターを 消化器内科の男性のお医者さんと一緒に見つめたんだけど

気にしていた上行結腸あたりは全く綺麗で 最後にS状結腸にありました 1個だけ7ミリのポリープが

お医者さん「これですね 18センチくらいの場所かな これは取った方がいいな 切りますね 1週間は自宅で安静にして遠出を控えてくださいね」

え? 1週間も! 話が違う。。。

すみません せっかくですが 急いで切らなくてはならないようじゃなきゃ 今日はやめて後日あらためて予約させてください

お医者さん「まあ 年内であれば大丈夫です」

10月末から11月始めまでは 小樽や浜松での予定があり それらがすっかり済んだあとの11月10日にしてもらった

たぶん あのポリープをそのままにしておくと そのうち癌になっていく可能性が高いんだよね

やって良かった 大腸内視鏡検査

特に何の症状もなくても ありきたりの大腸癌検診(便の表面の血液を検査する)で安心していてはいけません・・・と 家族や友人にも 今後はぜひ お勧めしていこう  余計なお世話だけどw

まず映子君に結果報告の最後に「あんたもやんなさい ぜひ あれはやるべきだよ」といったら

「ぜーーーったいに厭だ」と笑って言い切っておった。。。

ふだん「私は両親が癌で亡くなってるから 確実に私も癌になりやすい」と言ってるくせに。


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※君子必慎其独也,小人閑居為不善。
君子は独りでいる時に必ず慎み深くするが、小人は他人の目がないと悪い事をする。
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※酒池肉林
『史記(殷本紀)』の「以酒為池、懸肉為林(酒を以て池となし、肉を懸けて林となす)」。
この故事は、殷の紂王(ちゆうおう)という暴君が催した宴のことで、大量の酒で池を作り、肉の塊を吊るして林にした豪奢な遊び形容したもの。酒や肉が豊富で豪奢な酒宴。

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