物書きは恥かき

始めより 終わりむつかし ひとの道・・・窓際の凡才ですが おもいきり 生きてます

哲学の庭

今回は 8月5日から9月5日まで まる1ヶ月間 在樽した

朝起きると 縁側から庭に出て
大小2つの池の金魚と錦鯉に餌をやる
水面に散らばる餌に あちこちから集まってきて 仲間の背中に乗りあがってまでパクつく様子をしばしながめる
幼い頃から こんな風に池の金魚を眺めてきた
もちろん 金魚は何代もかわっている
いつまで眺めていても厭きないが のぼる太陽にせかされて 次に庭の作物の見回りをする
キュウリは大きくなったか トマトは赤くなったか
摘める水菜やシソ葉はないか 枝豆の収穫時はまだか
切り花にできる花は咲いていないか

そして毎朝 何かしらの収穫を手に 縁側から茶の間を横切って台所へ
穫れたてのキュウリは味が違う
赤くなってから穫ったトマトは 実がしっかりしているのに硬くない
シソも水菜もなにもかも 無農薬で安心だ
そんな野菜を食事に添える

もちろん仕事もする
PCもプリンタもFAXもネットも電話も 環境は揃っている
ひとしきり集中して ふとした解放に 庭に出る
祖父や父が育ててきた庭木や 石や 苔をみつめ
庭の金魚を眺めながら 心に浮かぶもろもろに浸る

そしてたまに気分転換
冬のための薪割りをしたり
車で港を走ったり
望洋台の裏手を快走して手稲の事務所へ行ったり

なんて素敵な環境なんだろう
仕事にも 肉体にも 最高の環境
1年のうち なるべく多くの時間を こんなふうに過ごしたい

img_0101.JPGimg_0102.JPG 春 苗を植える前の庭

090716_155301.jpg  幼い頃からの味 カリンズ

090717_144401.jpg みんなが楽しみにしてた枝豆の花

003.jpg001.jpg 手稲の事務所内

090827_163401.jpg 手稲の次女の家の二階に確保した私の部屋

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