物書きは恥かき

始めより 終わりむつかし ひとの道・・・窓際の凡才ですが おもいきり 生きてます

のんびりできない帰省

【18日】
羽田発始発便で千歳について JRの快速エアポートで稲穂駅まで移動
次女がカボチャ君1号で待っていてくれて その運転でまず実家へ
そのとき母のホームの前に止まる貸し切りバスを目撃
今日はホームではイチゴ狩りで仁木に行くという
映子君が「イチゴ狩りは好きだ」といって 私の代わりに母の付き添いをしてくれている
映子君の携帯をCALLしてみたが きっと鞄の奥なのだろう 出ず まあいいか

実家で荷物の積みおろしをこなしてから 近傍の郵便局へ
そして 小樽港湾の合同官舎へ行き 4Fの財務局で11:30に契約完了
支払を終えて確認したところ 売り出しの看板撤去は財務局側ではやってくれないそうで
え。。。じゃあ 私がやらねばなの?
とりあえず 中央埠頭付け根の現地へ移動
看板はさび付いた太い針金でガッチリとめられている
どうやって取り外そうか
半ばあきらめかけたときに 売り出しの広告は看板に画鋲止めなことに気が付き
広告だけをペリペリと剥がして完了にした

さあ 今日からオラの土地だ
でも しばらくはこのままかなあ。。。
次女の助手席に座って ふと考えが浮かんで
去年から今年にかけて世話になった三井不動産の営業さんにCALL リパーク部門の人を紹介してもらった

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午後は札幌東区のMINIショップへ コンちゃんの受け取りだ
ここで初めて知ったのが CAB車ということ
なんとチョークがある
大学時代に乗っていた中古車のミニカで見て以来だ
厳冬の小樽でエンジンかかるんだろうか。。。ちょと不安がよぎる
黄色いインテグラの後ろに黄色いMINIと 2台つるんで手稲の家へ移動
前回時間が足りなくて中途半端だったLANの仕上げをして
ついでに私のノートPCでもメールチェックだ
・・・・あんだって?(志村けん風味)
・・・・昨日打ち合わせてきた客からか?
・・・・この要望って 機能追加だべさ
・・・・追加なのに担当さんは「変更」って書いてきてるが見積追加するじぇ

そして次女の彼氏タケシ君と3人で夕食へ
インテ、CUBE、MINI どれで出る?となって 彼らにとって初体験のMINI コンちゃんを使う
食事の後にスーパーで明日からの食材の購入 次女の分も私の分も私が払うのだ・・・
まあ 貴重な休日を私の用足しに使ってくれたお礼もある
明日も次女は仕事だから 早く解放したほうがいいので
2人を送ってから 早々に小樽に引き上げる
札樽間の馴れた道も コンちゃんではこれまでとかなり違う走行感覚だ
山の中で故障してもこまるので 無難な道を通って まずはホームの母のもとへ顔をだす
ヘルパーさんと少しお話をしてから やっと小樽の家の前にコンちゃんを停める
買った車をあれこれいじることもなく
家の中に入るやノートPCを開いてインタネに繋ぎ お仕事開始だ

小樽運河 中央埠頭にたたずむコンちゃん
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【19日】
今日は朝8時半からガスの工事が来る そういうスケジュールにしていた
古いガス管を新管に交換する工事だ
去年のうちに道路の本管は新しくなっていて 各家への引き込み部分の工事が
我が家の場合にはスケジュールが合わずに 加えてガス器具をつかっていなかったので
いつでもいいやという気持ちもあり 今になったのだ

覚悟の上で早朝から映子君に渡すPCのセットアップをしていると 8時20分にチャイムが鳴った
早いーーー 彼らは8時から出勤なのではないだろうか
玄関前のコンちゃんをお向かいの空き地に移動して 私はPCに戻る
玄関先では2,3人で工事を開始 そのうち「そうじゃないべや!」と叱咤の声が聞こえる
どこの職場も似たようなものかもしれない 逆に 叱咤の無い職場ってダメだろ
10時半に工事完了
庭の花をいくつか切って ホームの母のところへ といっても歩いて30秒だ
父の写真の前に庭の花を供え 夏の衣類をタンスに入れると 母が連れ出して欲しげな様子
ホームより家の方が良いに決まっているし 他人のヘルパーさんより家族の方がいいに決まっている 昼食後に一緒に買い物に回ることにした
いつもと車が違うことに気づいて母は「新らしい車買ったのか?」という
回答が難しい・・・「ん~~~ 古い車だけどね 新たに買ったの」
「あずましいな 落ち着く感じだな」という プレリュードより助手席に座った感じは広いかもしれない
「外車か?」という わかるのだろうか
「うん イギリスの車だよ」
「そうか イギリス人ってのは古い物を大事にするからな なるほど」という
おー わかってるのか へー

暑い日だった
最後に花園のミルクプラントのソフトクリームを食べてからホームに送って
3時に運河の現地で三井不動産の担当さんと会った後
札幌東区まで走り ミニショップでシガライターソケットを取り付けてもらい
小樽に向かって走り始めると 映子君から入電「電話くれたかい?」という
「今日はしてないじぇ でもついでだから 一緒に食事しないかい?」
30分後に彼女の家の前に乗り付け
「どこで食べる?」「美味しい物が食べたいな 海のものが」
結局 映子君の知り合いが営む高島の料理屋「やす田」
寿司もやってるのだが ここは魚介類のメニューが豊富でとても美味しい
いろいろ食べて 帰りにはホタテの稚貝をおみやげにもらった
これは 次女にやろう

さて どうせ家まで送っていくのだから
セットアップしたPCを 明日とはいわず今日の内に運んでしまおう
まずはオラの家へ行き ホタテを冷凍庫に入れ 映子君にPCを見せる
「これ 新品でしょう いいの?」と驚く映子君
「そうだよ」でも モニターは2Fで遊んでいた17インチのブラウン管だ
「液晶じゃないけど 我慢してね」
「そんなの気にしないよ」
ケーブル類を外すところを見せながら接続する時の注意を述べつつ箱にしまう
後部座席にPC本体の箱を その隣に映子君が座り モニターは助手席でシートベルトだ
MINIも 見かけに似合わず なかなかの搭載力がある
それに走行も 予想していたより安定している 私が馴れたせいか?
ちょっと安心感が出たので いつもの山越えのルートで映子君の家へ到着
玄関で荷物を下ろし 彼女が自室の2Fへ運ぶ
「繋ぐところ見ていかないの?」という彼女の声を背中に
「解らないことが発生したら電話ちょーだい」
あとは試練じゃ 1人でがむばってくれ

【20日】
初めてゆっくりした朝を迎えたかもしれない
が 夜には出発なので 悪くなりそうな食べ物の始末をする朝食だ
といっても食パンが3枚 多すぎるのでミミを切って中だけを食べる
ミミはどうするか 庭に出て 鳥のえさ台にちぎって置いた
2つの池に放った金魚 大きな池ではわさわさ群れている だいぶ馴れたのか
カラダも大きくなっている もう金魚すくいでは使えないほどだ
池の水も綺麗だ あんなにいたボーフラも1匹も見あたらない
成虫になって空にのぼったのか 金魚が食い尽くしたのか
鳥のえさ台からパンの耳を少しとり 赤い群れの方にちぎって投げると
驚いてさっと動くが 少しすると食べ物だとわかってか みんなで引っ張り合って食べる

今日は 稲穂の事務所に取り付けた薪ストーブの試運転をしてから帰るか
灰は手に入らないので ホームセンターで砂を買ってから稲穂へ
もらったホタテの稚貝を彼女の冷蔵庫に入れ 事務所でストーブの試運転にとりかかる
窓を開けて ドアも開けて 風通しを良くして 火ばさみとスコップをストーブ台へ
懐かしいな 薪ストーブ
まずは砂を敷き詰める そして新聞紙 その上に木の枝
新聞紙に火を付けると めらめらと広がってから パチパチとはじける音がする
春の間に映子君と一緒に割っておいた木っ端やら木の枝はカラカラに乾いている
少しずつくべていって 火力を強めると ストーブの塗装が焼ける厭な臭いがでてきた
まさか煙突がつまってはいないかと たまに外に出て煙突の先を確認に行ったりもした
1時間くらい焚いてから まあ こんなもんだろ もういいだろう と終了

次女の彼氏タケシ君と2人で 彼らが行きつけの5号線沿いの蕎麦屋へ昼食に出る
食べ終えて ついでにと 小樽へ足をのばし 新倉屋で甘味を調達
3人揃って好物のごま団子を10本、やたら美味しそうなロールケーキを1本、現在お仕事中の次女に豆大福を1個
そして ラムレーズンどらやきを2人で食べながら手稲に戻り
お仕事を終えて戻ってくるまで 私は帰京に備えて2Fで仮眠
夕方5時半に自然に目が覚めて 階下に降りて待つことしばし 6時近くに次女が帰還
ロールケーキや団子を食べながら 今日の2人の行動を報告すると
「あらー それはさぞかし疲れたでしょ」と タケシ君をねぎらう
そうなのか まあ 疲れるかもしれないね 私の相手は
MINIのコンちゃんを次女の家に預けて 7時に手稲駅まで送ってもらい千歳空港へ
9時20分千歳発で 羽田に夜の11時着
工房からセキ君がエリザベスMINIで迎えに来てくれていて 助かりました
明日は日曜日  でも 引き続きやること目白押しです

ふつうは田舎に帰るとのんびりできるものだと思う
頭を空っぽにして 時間に追われずに 命の洗濯ということばのままに過ごせるものだと思う
でも σ(・_・)の場合はちがう
行けば行くほど やることが増える
まあ 自分の性分がそうなんだろうけど

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