物書きは恥かき

始めより 終わりむつかし ひとの道・・・窓際の凡才ですが おもいきり 生きてます

男子大回転VS女子スーパーG

いよいよアルペン種目花盛り。

派手な転倒があると、おお!というよりは うわ厭だな~、ってしかめ面になってしまうのは、身につまされるからかも。
自分自身は1度も骨折等の怪我はないけど、幼い頃から選手のひどい怪我は聞かされてきたので、怖いというより忌み嫌ってます。
レースで怖いのは、高速なことではないです。コース内は立ち入り禁止だし、いくら速度を上げても自分のコントロール範囲内なら危険ではないです。アンコントロールになる手前ぎりぎりの部分をいかに高めていくかが、自分との闘いで、そこが好きでみな滑っているのだと思う。

怖いのは、いったいどういうコース取りをするかわからないボーダーやスキーヤーがいきなり脇から飛び出してくる可能性のある狭い国土日本のリゾートスキー場の一般ゲレンデ。ターンのたびにちらちらと上方を確認しながら滑るから、7,8割しか出せない。
オラたちでさえそうなんだから、現役アルペンレーサーって、狭い日本の一般ゲレンデではあまり見かけないよね。違う場所で練習してる。
いわば、モトGPレーサーが「一般道は怖いからバイクに乗らない」っていうのと同じかも。

前置きが長くなったけど。
今回BSで気になったのは、競技、選手ではなく、実況のアナウンサー。
種目:男子大回転 VS 女子スーパーG
解説:木村公宣 VS 川端絵美
実況:冨坂和男 VS 吉田伸男

男子大回転をみていて、アナウンサーが「あああっっ!」だの「これは!」だのの叫び声とタイムのカウントばっかりで、横で何か言いたげだったろう 木村の技術的な解説がほとんど聞けず、オラとしては非常に物足りなかった。あれは音声をミュートしたほうが落ち着いて観戦できる。でもそうすると、雪を掻 く音が聞こえないから。。。

一方の女子スーパーGの吉田ナニガシさん、なかなか下調べもペーパーだけに終わらず、要所要所でちゃんと自分の口から出てくるところは、この人長年アルペンのことを扱ってきたのか?なんて思わせてしまう。しかしどうやらフジの野球中心のアナウンサーらしい。

つまり、富坂って人は、タイムと順位のレース結果ばかりが気になるタイプなのかもしれない。せっかくつい最近まで現役だった一流選手を呼んでいる のだから、今だからこそという深い部分をもうちょっと訊けるだけの技量をつけたアナウンサーを用意してほしい。長野出身というだけで、野球中継者をトリノ に行かせた?人材不足か?NHK。

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