物書きは恥かき

始めより 終わりむつかし ひとの道・・・窓際の凡才ですが おもいきり 生きてます

今日の不思議

今日ぼくは、用事をたしに「かすみがせき」というところまでいきました。
目的地に近づくにつれて、ねずみ取りもしていないのに、オービスセンサーがせわしなく「ご注意ください」と叫びっぱなしになりました。きっと、おまわりさんの無線交信がたくさん飛び交っている地帯なのだなあとおもいました。
そして、目的地にもっともっと近づくと、似たような色のワンボックスカーがいっぱい路駐していて、ビルの前にカメラを持った人やマイクをもった人やマスコミっぽい人がいっぱい集まっていました。
37900868_183.jpg
いったい何があったんだろう?
このビルは何なんだろう?
と不思議でしたが、首相官邸でも自民党本部でもなさそうなので、ゆっくりゆっくり通り過ぎました。

そして、目的地の特許庁の駐車場の入り口で「身分証をみせて、トランクを開けてください」いわれました。ここら辺はやっぱ、やばい地帯なんですね。

昼過ぎに帰ってから、事件かなにかあったのだろうかと気になりニュースを見ましたが、わかりませんでした。
不思議なところでした。
(地図の○のところです。霞ヶ関ビルってなにもの?)

37900868_57.jpg

———————-と書いたら、翌朝 友人が教えてくれました。

答えは「カネボウの粉飾決算事件で、中央青山監査法人の公認会計士」の事務所みたいですね!
今朝のイヌエイチケーで画像がでてましたヨ!

————————

これかーーー。
私が通りかかったのは午前10時20分だけど、マスコミが集まってこういう写真を撮っていた時って、家宅捜索中だったのか。。。
ずらっと路駐していた同じ色のワンボックスは、東京地検特捜部の車だったのか。
なるほど。

———————————————-
【カネボウ粉飾事件で会計士4人逮捕】2005年09月13日15時05分

写真:中央青山監査法人が入っている霞が関ビル=13日午前、東京都千代田区で

カネボウの粉飾決算事件で、東京地検特捜部は13日、帆足隆・元社長(69)=証券取引法違反の罪で起訴=らと共謀して有価証券報告書に虚偽の 記載をした疑いが強まったとして、会計監査を担当した中央青山監査法人(東京都)に所属する公認会計士4人を証取法違反の疑いで逮捕した。また、同監査法 人を家宅捜索し、奥山章雄理事長の自宅も関係先として捜索した。巨額の粉飾決算事件は、国内有数の大手監査法人の会計士が刑事責任を追及される事態に発展 した。

公認会計士は企業などの財務関連書類に記された情報をチェックする役割で、会計士自身が不正を行えば企業の開示情報の信頼性が根底から崩れる。 今回は、1年で800億円を超える巨額の粉飾が見逃されていたとみられ、現在進んでいる会計士をめぐる制度の改革を加速することにもなりそうだ。

逮捕されたのは、中央青山監査法人代表社員の佐藤邦昭(63)、徳見清一郎(58)、神田和俊(55)と、社員の宮村和哉(48)の4容疑者。

調べでは、4人は帆足元社長らと共謀し、カネボウの02、03年3月期の決算について、それぞれ800億円を超える債務超過だったのに「資産超 過」と記載し、重要な事項について虚偽の記載がある有価証券報告書を提出した疑い。特捜部は、長期間にわたって不正経理を見過ごしていたため、その発覚を 恐れ、粉飾の方法まで指南していたとみて調べている。

4人は同法人に入社後22~36年を経たベテランで、有価証券報告書に添付される監査報告書に署名する立場だった。

関係者によると、帆足元社長は02年3月期(01年度)の決算をまとめる際、経理担当の元常務に「決算書で利益が出ているように装え」と指示。 粉飾に伴う同年度の目標利益額は「80億円」だったが、元常務は「多額すぎる」と反対し、会計士に帆足元社長の説得を依頼したとされる。

最終的に同年度の決算では大幅な赤字を隠し、7000万円の黒字が出たように偽った有価証券報告書が作成された。証取法違反の疑いが持たれている4人の会計士らは、これに対し、「適正」とする監査報告書を出していたという。

カネボウ社員はこれまでの特捜部の調べに対して「会計士も粉飾を知っていた」と説明しているという。

RSS 2.0 | Trackback | Comment

Comments are closed.