物書きは恥かき

始めより 終わりむつかし ひとの道・・・窓際の凡才ですが おもいきり 生きてます

好かん!(2)

友人の会社から相談を受けているのだが、担当のWebデザイナーからの電話は、かなりうっとおしい。
問いかけに対して結論から大筋を答えると、
「あ、やはりそうですか」と反応するので、解ってるかとおもえば話が通じていない。翌日には、妙なメールをよこしてくる。
では、とかみ砕いて説明すると、さらに解ったのか解ってないのか、全体を見極めた設計をしてこない。とにかく、部分部分の結論ばかりを急いでくる。
決めごとの順序がわかっていない。Aが決まらないとBが決まらない、さらにCが決まらない、というあたりが掴めていない。自分が解るところから決 めていこうとする。そのままでは、あとで変更の嵐となってこちらの負担が増える。で、今の内に言っておかねばで、全体を考えてやることになる。
一番うっとおしいのは、電話してくると最初にまず、見え透いたお愛想を言うことだ。
代表をつとめる友人からの依頼でなければ、おつきあいしていない。

先日、NHKのサラリーマンコントで、他人がアイデアを出した直後に、「私も同じこと考えていました」という言葉が、自分をデキる人間に見せる、というジョークで皮肉っていた。
たしかに居る。
内容を吟味した上で「これは良い本です」と勧める人を見ると、情報の数ばかり集めれば書けるようなつまらないカタログ本を手に「これは名著です」なんて真似する輩もいる。解ってない。
ソフトの無料講習会などで、サンプルソースをそのまま書いたり、そこに多少手を加える操作をさせるだけで「ほら、こんなに簡単です」なんてのも、錯覚させて売り込む商法に似ている。
実際に、作りたい物を0から作ろうとすると、とてつもなく大変だという事実を隠蔽している。

かくいう私は、今日はJavaScriptとCGIとCSSに明け暮れてしまった。やらねばならないことと違う・・・。

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