物書きは恥かき

始めより 終わりむつかし ひとの道・・・窓際の凡才ですが おもいきり 生きてます

ある日常

町田に越すと告げたときから、手ぐすね引いて待っていてくれた多摩地域の顧客が、10月になったとたんに3倍のお仕事をくれるようになった。有り難いことです。
そんな本業に加えて、10月半ばから年明け1月末までは、組合の変更登記だの税務署への計算書提出だのの雑用もあって、むっつり黙々と机に向かう時間が増えた。
疲れると、気分転換に料理を作ったり、洗濯をしたり、掃除をしたり。運動不足だなと感じると、木を切ったり薪を作ったり。

ただし、私専用のオフィスは家の一番端の部屋にしたので、冬は一番寒い。
そこで、同居人の同意の下、暖房費節約のためおよびストーブ番のため、冬期間は居間の文机で仕事をすることにした。目の前の掃き出し窓から庭が見渡せる心地よいポジションだ。
そして同居人も、暖房費節約のため、居間で仕事をすることが多い。彼は、私が小樽から持ち込んだ津軽塗の座卓に資料を置き、「使ってイイ?」と私のマッサージチェアに座り、ノートPCを膝に置いて設計の仕事をする。たまに正面のテレビに目をやるというポジションだ。

つまり、12畳以上ある居間の半分のスペースに2人が偏って存在していても、それぞれのお仕事に集中していると、数時間まったく会話が無いことも珍しくない。
そんなことにふと気がついて、変わった家だと思う人もいるだろうな、とか想像したりする。
まあ、ここは、半分は仕事場で、半分は家庭ですからね。
変わっているのが当たり前かもです。
「家に仕事を持ち込むな」という人とは、合いませんね。

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